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展示案内

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[常設展]大名有馬家コレクション(2) ―姫様のお道具―

2012年10月06日~2012年12月10日
上から「三つ巴紋金具入薙刀拵」「金梨地唐草に竜胆車紋三つ巴紋散し薙刀拵」「金梨地唐草に菊紋散し薙刀拵」

上から「三つ巴紋金具入薙刀拵」「金梨地唐草に竜胆車紋三つ巴紋散し薙刀拵」「金梨地唐草に菊紋散し薙刀拵」

 平成24年度の常設展示は、久留米藩主有馬家ゆかりの大名道具を3回にわけてご紹介します。 
 第2回目である今回は、有馬家に輿入れ(こしいれ)した姫様が、婚礼の折に実家から持参した婚礼道具とそのミニチュアであるひな道具を展示します。

 婚礼道具は、化粧道具や文房具といった日々の暮らしを彩るものから護身用の武具と多種多様で、金銀の蒔絵が施されたものや黒漆塗に金の家紋があしらわれたものなど、大名家の家格にふさわしく豪華に作られました。
 今回は、薩摩藩島津家から10代藩主有馬頼永(よりとお)の正室として輿入れした晴姫(はるひめ)、徳川将軍家から11代藩主有馬頼咸(よりしげ)の正室として輿入れした精姫(あきひめ)、北白川宮家(きたしらかわのみやけ)から14代当主有馬頼寧(よりやす)に輿入れした貞子(さだこ)ゆかりのお道具を展示します。

 なお、有馬家に伝わる、徳川将軍家の種姫が紀州藩徳川家へ輿入れする道中を描いた絵巻と、婚礼道具である薙刀の刀身は当館リニューアル後初めての公開となります。 

展示内容(一部)

婚礼調度とひな調度

犬筥(いぬばこ)とひな調度 犬筥(ひなちょうど いぬばこ) いずれも江戸時代末期

犬筥(いぬばこ)とひな調度 犬筥(ひなちょうど いぬばこ) いずれも江戸時代末期

 犬筥は、犬が伏せた姿を模して作った張子です。安産祈願として用いられ、内部にはお守りなどが納められました。 

有馬家蔵「ひな調度 犬筥」です。向かって左がオス、右側がメスで、雌雄が一対として扱われました。

有馬家蔵「ひな調度 犬筥」です。向かって左がオス、右側がメスで、雌雄が一対として扱われました。

姫様御入輿行列絵巻

姫君様御入輿行列絵巻(ひめぎみさまごにゅうよぎょうれつえまき) - 江戸時代末期 - 有馬家蔵

姫君様御入輿行列絵巻(ひめぎみさまごにゅうよぎょうれつえまき) - 江戸時代末期 - 有馬家蔵

 有馬家に伝わる、徳川将軍家の種姫が紀州藩徳川家へ輿入れ(「こしいれ」。お嫁に行くこと)する道中を描いた絵巻です。なお、こちらの絵巻は長いので、一度に展示することができません。そこで、

 2012年10月6日(土曜日)から2012年10月29日(月曜日)まで
 2012年10月31日(水曜日)から2012年11月19日(月曜日)まで
 2012年11月21日(水曜日)から2012年12月10日(月曜日)まで

 以上、3回に分けての展示を行います。それぞれの部分にそれぞれの見所があります。ぜひ、何度も足をお運びください。 

最後、第3回目の範囲に入ってくる場面です(2012年11月21日から)
左側、葵の御紋入りの赤い駕籠で運ばれているのは貝桶(かいおけ)です。

 貝桶は、貝合わせという遊びに使うハマグリの貝殻を入れたもので、江戸時代の嫁入り道具のひとつです。雛道具としても使われます。 

ここは第2回目の範囲に入ってくる場面です(2012年10月31日から)
中央、赤い日傘の下に、姫様の乗る御輿が描かれています。 

「御輿内外ニケマンヨウラク」と書かれていますが、それぞれ「華鬘(けまん)」と「瓔珞(ようらく)」で、仏教のかざりのことです。

上につるされている花飾りが「けまん」で、その下にさげられているのが「ようらく」です。 

 こちらは、絵巻の最初の部分(第1回目、2012年10月6日(土曜日)から2012年10月29日(月曜日)まで公開した部分)のうち、ひときわ目を引く場面です。
 姫様の御輿の後に続いて婚礼道具を運んでいる最中なのですが、暴れる馬をなだめたり、傘を手の上に垂直に立ててみたり、わらじが切れてしまったり、あるいはわらじを手に持って笑っていたりする様子がおもしろおかしく描かれています。 

 ここは第3回目の範囲に入ってくる場面です(2012年11月20日以降)
 右側で運ばれている赤いものが、今回の「姫様のお道具」の目玉のひとつ、薙刀です(絵には「御長刀」とあります)
 中央に描かれている「御弓」とあわせて、姫様の婚礼の品として武具が添えられていたことが読み取れます。 

基本情報

開催期間 •2012年10月6日(土曜日) ~ 2012年12月10日(月曜日)
•休館日は毎週火曜日。火曜日が祝日の場合、その翌日が休館となります。
•また、企画展終了後の2012年12月11日(火曜日)から2013年1月11日(金曜日)まで、作業のため休館いたします。ご了承ください。
開館時間 •10:00 ~ 17:00(入館はなるべく16:30までにお願いします)
入館料 観覧料金
•一般…200円(150円)
•小・中学生…100円(50円)
•小学生未満…無料
•( )内の50円引きの料金は、20名以上の団体料金です。なお、小学生未満の児童や、土曜日の高校生以下の方など、無料で入場されるお客様は団体の人数には含まれませんので、ご注意ください。
•毎週土曜日は、高校生以下の方は無料となっております。生徒手帳等、身分を証明できるものを提示してください。
•障害者とその介助者1名は無料となります。ご来館の際は障害者手帳等を提示してください。

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