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平常展「大名有馬家と久留米城下町」(後期)

2024年01月27日~2024年04月08日

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ポスター

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本展では、江戸時代約250年間久留米藩を治めた大名有馬家の格式や、歴代藩主の足跡、久留米城下町の人々の暮らしぶりを紹介します。後期展となる今回は、羽柴(豊臣)秀吉や徳川家との繋がりが窺える書状、有馬家に伝わる雛人形や雛調度、発掘調査の出土品など、江戸時代の久留米を物語る多様な歴史資料を公開します。

展示資料紹介(一部)

【雛屏風と雛人形】
江戸時代 有馬家蔵

【雛屏風と雛人形】
江戸時代 有馬家蔵

源氏物語所収の「浮舟(うきふね)」を題材としたミニチュアの屏風を背景に、男雛と女雛が並びます。会場では、この雛屏風と雛人形を含む、7段の雛壇飾りを展示します。

【羽柴(豊臣)秀吉朱印状】
 羽柴(豊臣)秀吉 安土桃山時代 天正13年(1585)頃   個人蔵

【羽柴(豊臣)秀吉朱印状】
羽柴(豊臣)秀吉 安土桃山時代 天正13年(1585)頃 個人蔵

秀吉が久留米藩祖である有馬則頼(のりより)に対し、普請(ふしん、土木工事)の労をねぎらっています。普請の詳細は不明ですが、京都・大徳寺の住持古渓宗陳(こけいそうちん、1532 ~1597)から、則頼の普請が順調に行われているとの報告を受けて喜ばしく思っていること、その礼として則頼に菓子を贈るということが記されています。

【有馬則頼(のりより)像】
江戸時代 篠山神社蔵

【有馬則頼(のりより)像】
江戸時代 篠山神社蔵

晩年の姿を描いたものと考えられ、柔和ながらも厳格さを感じさせる表情です。やや垂れた目尻や張り出した鼻筋、肉付きの良い顎など、則頼の特徴をとらえた写実的な表現がされています。

【出土した文具】
江戸時代 久留米市教育委員会蔵

【出土した文具】
江戸時代 久留米市教育委員会蔵

発掘によって、武家屋敷跡だけでなく町屋跡からも、数多くの硯(すずり)や水滴(水差し)、硯屏(けんびょう)といった文具が出土しています。このほかにも、城下町の人々の暮らしに触れられる出土品を、「あじわう」、「かざる」などのテーマごとに紹介します。

基本情報

開催期間 令和5年度有馬記念館平常展「大名有馬家と久留米城下町」(後期)
・会 期 令和6年1月27日(土)~令和6年4月8日(月)
・休館日 毎週火曜日(祝祭日と重なる場合は翌平日) 
開館時間 午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
入館料 一般 210円(150円)、高校生以下は無料です
※( )内は15名以上の団体料金です。ただし、無料で入館されるお客様は団体の人数には含まれませんので、ご注意ください。
※身体障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳又は療育手帳の交付を受けている方とその介護者1名は無料で入館できます(受付で手帳をご提示ください)。
その他 ・上下階への移動は、車椅子対応のエレベーターがあります。
・1階の多目的トイレは、車椅子でもご利用できます。

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