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令和7年度特集展示②「久留米城下町の絵図 篠山神社所蔵歴史資料より」

開催中 2025年07月16日~2025年09月29日

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 久留米藩初代藩主有馬豊氏は、久留米城外郭(そとぐるわ)の南面に広がる谷部分を整地して町屋とし、その周りの比較的高地に武家屋敷を建設しました。本展では、久留米城下町の成り立ちとともに、篠山神社に伝わる絵図を紹介します。
 平常展会場内で開催する特集展示では、有馬記念館が寄託を受けている篠山神社所蔵歴史資料や、江戸時代の久留米藩に関係する新出資料を公開します。

展示資料紹介(一部)

京隈図(きょうのくまず)
江戸時代後期 篠山神社蔵

京隈図(きょうのくまず)
江戸時代後期 篠山神社蔵

 居住者名は、姓だけでなく名(通称)も記されています。久留米市に唯一現存する武家屋敷で、洋画家・坂本繁二郎(はんじろう)の生家の地には「坂本孫右衛門(まごえもん)」とあります。孫右衛門は繁二郎の曾祖父で、1829年に家督を継ぎ、1864年に没しました。こうしたことから、幕末の京隈小路(きょうのくまこうじ)を描いた絵図であることが導き出されます。

庄島小路図(しょうじまこうじず)
江戸時代後期 篠山神社蔵

庄島小路図(しょうじまこうじず)
江戸時代後期 篠山神社蔵

 庄島小路(しょうじまこうじ)は、東は原古賀町(はらんこがまち)、北及び西は池町川により形成された池沼や低湿地で区切られた下級侍屋敷地です。北端には妙泉寺(みょうせんじ)などの寺院が並び、また各所に家老などの上級藩士の下屋敷(別邸)が置かれ、それ以外には御側足軽(おそばあしがる)・扶持人(ふちにん)など下級藩士が居住しました。現在も、江戸時代の道筋が良く残っています。

基本情報

開催期間 令和7年度特集展示②「久留米城下町の絵図 篠山神社所蔵歴史資料より」
・会 期 令和7年7月16日(水)~9月29日(月)
・休館日 毎週火曜日(祝祭日と重なる場合は翌平日)
開館時間 午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
入館料 一般 210円(150円)、高校生以下は無料です。
※( )内は15名以上の団体料金です。ただし、無料で入館されるお客様は
 団体の人数には含まれませんので、ご注意ください。
※身体障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳又は療育手帳の交付を受けてい
 る方とその介護者1名は無料で入館できます(受付で手帳をご提示くださ
 い)。
その他 ・上下階への移動は、車椅子対応のエレベーターがあります。
・1階の多目的トイレは、車椅子でもご利用できます。

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