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[平成25年度第2回大名有馬家コレクション]有馬家の茶道具

2013年11月02日~2014年02月03日

 平成25年度の大名有馬家コレクション展では、久留米藩主有馬家ゆかりの美術工芸品・歴史資料などを2回に分けて紹介します。第2回目である今回は、茶壺や茶碗を中心に、有馬家ゆかりの茶道具を展示します。
 茶壺は、石臼ですりつぶす前の葉茶を保管するためのもので、有馬家で用いられた呂宋(るそん)壺を公開します。呂宋壺の呼称は、この形の壺が中国南部で作られ、桃山時代の末期にフィリピン・ルソン島を経由して輸入されたことに由来します。茶碗は、9代藩主有馬頼徳(よりのり)の御庭焼(城内などに窯を築いて焼いた大名好みの焼き物)・柳原(やなぎはら)焼を取り上げます。

展示内容(一部)

1.褐釉四耳壺(呂宋壺) (篠山神社所蔵)

褐釉四耳壺(呂宋壺)

褐釉四耳壺(呂宋壺)

 「小烏茶壷(こがらすちゃつぼ)」と称され、宝永2年(1705)に幕府御用の根付挽物師となる池嶋立佐(いけじまりゅうさ)と茶器塗師の藤重藤言によって「名物」と鑑定されたものです。

2.柳原焼御本写茶碗 (久留米市教育委員会所蔵)

柳原焼御本写茶碗

柳原焼御本写茶碗

 柳原焼は、久留米藩有馬家9代藩主頼徳(よりのり)が久留米城内の柳原園で興した御庭焼です。日本国内・国外を問わず、様々な名器を模作して焼き立てました。御本(ごほん)とは、17~18世紀に日本から注文して朝鮮で焼かせた茶碗で、それを模作した写です。

基本情報

開催期間 •2013年11月2日(土曜日) ~ 2014年2月3日(月曜日)
•休館日は毎週火曜日。火曜日が祝日の場合、その翌日が休館となります。
•2013年12月28日(土曜日) ~ 2014年1月4日(土曜日)まで休館します。
開館時間 •10:00 ~ 17:00(入館はなるべく16:30までにお願いします)
入館料 •一般…200円(150円)
•小・中学生…100円(50円)
•小学生未満…無料
•( )内の50円引きの料金は、15名以上の団体料金です。なお、小学生未満の児童や、土曜日の高校生以下の方など、無料で入場されるお客様は団体の人数には含まれませんので、ご注意ください。
•毎週土曜日は、高校生以下の方は無料となっております。生徒手帳等、身分を証明できるものを提示してください。
•障害者とその介助者1名は無料となります。ご来館の際は障害者手帳等を提示してください。

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