平成25年度の大名有馬家コレクション展では、久留米藩主有馬家ゆかりの美術工芸品・歴史資料などを2回に分けて紹介します。第2回目である今回は、茶壺や茶碗を中心に、有馬家ゆかりの茶道具を展示します。
茶壺は、石臼ですりつぶす前の葉茶を保管するためのもので、有馬家で用いられた呂宋(るそん)壺を公開します。呂宋壺の呼称は、この形の壺が中国南部で作られ、桃山時代の末期にフィリピン・ルソン島を経由して輸入されたことに由来します。茶碗は、9代藩主有馬頼徳(よりのり)の御庭焼(城内などに窯を築いて焼いた大名好みの焼き物)・柳原(やなぎはら)焼を取り上げます。
柳原焼は、久留米藩有馬家9代藩主頼徳(よりのり)が久留米城内の柳原園で興した御庭焼です。日本国内・国外を問わず、様々な名器を模作して焼き立てました。御本(ごほん)とは、17~18世紀に日本から注文して朝鮮で焼かせた茶碗で、それを模作した写です。
開催期間 | •2013年11月2日(土曜日) ~ 2014年2月3日(月曜日) •休館日は毎週火曜日。火曜日が祝日の場合、その翌日が休館となります。 •2013年12月28日(土曜日) ~ 2014年1月4日(土曜日)まで休館します。 |
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開館時間 | •10:00 ~ 17:00(入館はなるべく16:30までにお願いします) |
入館料 | •一般…200円(150円) •小・中学生…100円(50円) •小学生未満…無料 •( )内の50円引きの料金は、15名以上の団体料金です。なお、小学生未満の児童や、土曜日の高校生以下の方など、無料で入場されるお客様は団体の人数には含まれませんので、ご注意ください。 •毎週土曜日は、高校生以下の方は無料となっております。生徒手帳等、身分を証明できるものを提示してください。 •障害者とその介助者1名は無料となります。ご来館の際は障害者手帳等を提示してください。 |