1. ホーム
  2. 展示案内
  3. [常設展]大名有馬家コレクション ―殿様の書画(2)―

展示案内

展示案内

[常設展]大名有馬家コレクション ―殿様の書画(2)―

2013年06月15日~2013年08月12日

 有馬記念館の平成25年度の常設展示は、久留米藩主有馬家ゆかりの大名道具などを2回にわけてご紹介します。
 第1回目である今回は、昨年度に引き続き有馬家歴代の殿様の書と絵画を展示します。 藩の政治の仕組みを整備し、開発や治水にも心を注いだ4代藩主有馬頼元(よりもと)、学問に長け、和算の研究でも知られる7代藩主有馬頼徸(よりゆき)などの書状や和歌を中心に紹介します。
 また、芸能に優れ、自らも絵画や陶磁器を制作した、9代藩主有馬頼徳(よりのり)についても、前回とは作品を入れ替えて水墨画や短冊を展示します。

展示内容(一部)

1.殿様の書

有馬頼元和歌 - 江戸時代中期 - 有馬家蔵

有馬頼元和歌 - 江戸時代中期 - 有馬家蔵

 4代藩主有馬頼元(1654-1705)は、2代藩主忠頼の4男として生まれ、兄で3代藩主頼利の急逝により、寛文8年(1668)8月に藩主に就任しました。
 治世38年の後半は、華美の風が流行した徳川5代将軍綱吉の元禄時代に当たります。

色香をは おもゐもいれす 梅の花
         つねならぬよに よそへてそ見る


 頼元が元禄8年(1895)に「侍従」に任ぜられて以降、病死する宝永2年(1705)7月までの間に詠んだ和歌です。 

2. 殿様の絵画

有馬頼徸書状『竹図』有馬頼徳筆 - 江戸時代後期 - 久留米市蔵

有馬頼徸書状『竹図』有馬頼徳筆 - 江戸時代後期 - 久留米市蔵

 7代藩主有馬頼徸(1714-1783)は、享保14年(1729)父である6代藩主則維の隠居により、藩主に就任しました。
 その治世は、11代の藩主のなかで最長の55年です。
 書状には、江戸にいる頼徸が、明日「大師河原」(現・神奈川県川崎市)まで「遠乗り」(馬に乗って遠出)をする予定であることが記されています。

基本情報

開催期間 •2013年6月15日(土曜日) ~ 2013年8月12日(月曜日)
•休館日は毎週火曜日。火曜日が祝日の場合、その翌日が休館となります。
開館時間 •10:00 ~ 17:00(入館はなるべく16:30までにお願いします)
入館料 •一般…200円(150円)
•小・中学生…100円(50円)
•小学生未満…無料
•( )内の50円引きの料金は、15名以上の団体料金です。なお、小学生未満の児童や、土曜日の高校生以下の方など、無料で入場されるお客様は団体の人数には含まれませんので、ご注意ください。
•毎週土曜日は、高校生以下の方は無料となっております。生徒手帳等、身分を証明できるものを提示してください。
•障害者とその介助者1名は無料となります。ご来館の際は障害者手帳等を提示してください。

前のページに戻る

ページの先頭へ戻る