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展示案内

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[常設展]久留米・有馬発見伝4 ―吉祥の美―

2011年12月03日~2012年01月23日

有馬記念館常設展として、「家紋」「人形」「季節の絵画」を通年のテーマにさまざまな資料を公開します。
冬は『吉祥(きっしょう)の美』として、新年を迎えるにふさわしいおめでたい模様に彩られた資料を展示します。

展示内容(一部)

吉祥模様の茶道具

黒漆塗富士図茶箱 (くろうるしぬりふじずちゃばこ) - 明治時代以降 - 有馬家蔵

黒漆塗富士図茶箱 (くろうるしぬりふじずちゃばこ) - 明治時代以降 - 有馬家蔵

 富士山、亀、竹などの吉祥模様が入った茶道具です。
 茶碗、袱紗(ふくさ)、茶筌立(ちゃせんたて)、棗(なつめ)、香合、茶杓が一つの茶箱に入ります。
 手軽に持ち運べるよう一般的な茶道具の大きさより一回り小さく作られています。
 棗は、底に金字で「是眞」(ぜしん)とあり、幕末から明治時代に活躍した漆芸家であり画家の柴田是真(しばた・ぜしん。1807~1891)の作と思われます。

新年の彩り

三谷義信筆「竹梅に亀鴛鴦図屏風」 (みたによしのぶひつ「ちくばいにかめえんおうずびょうぶ」) - 江戸時代後期 - 久留米市蔵

三谷義信筆「竹梅に亀鴛鴦図屏風」 (みたによしのぶひつ「ちくばいにかめえんおうずびょうぶ」) - 江戸時代後期 - 久留米市蔵

 久留米藩の江戸末期の御用絵師、三谷義信(みたに・よしのぶ。1834~1880)が描いた吉祥模様がちりばめられた屏風です。鴛鴦(えんおう)とは、おしどりのことです。
 義信は三雄(さんゆう)ともいい、描いた鳥が飛び立つ、龍が鳴くという「生絵書」の絵師としての逸話を持ちます。また、真木和泉守に漢学を学び、勤皇の志士としての一面もありました。

有馬家の人形~磁器人形~

磁器人形・お客人形(裃) (じきにんぎょう・おきゃくにんぎょう(かみしも))
江戸時代後期~明治時代初期
有馬家蔵

 「お客人形 六」と記録の残っていることから、6体セットの人形であると思われます。
 盃を酌み交わしたり、富士山の描かれた末広(すえひろ。扇の一種)を広げていたりと、ごく小さなサイズでありながら細部にこだわった作りです。

基本情報

開催期間 •2011年12月3日(土曜日) ~ 2012年1月23日(月曜日)
•休館日は毎週火曜日。火曜日が祝日の場合、その翌日が休館となります。
•また、2011年12月27日(火曜日)から2012年1月4日(水曜日)までと、常設展終了後の2012年1月24日(火曜日)から1月27日(金曜日)の期間は閉館いたします。ご了承ください。
開館時間 •10:00 ~ 17:00(入館はなるべく16:30までにお願いします)
入館料 •一般…200円(150円)
•小・中学生…100円(50円)
•小学生未満…無料
•( )内の50円引きの料金は、20吊以上の団体料金です。なお、小学生未満の児童や、土曜日の高校生以下の方など、無料で入場されるお客様は団体の人数には含まれませんので、ご注意ください。
•毎週土曜日は、高校生以下の方は無料となっております。生徒手帳等、身分を証明できるものを提示してください。
•障害者とその介助者1吊は無料となります。ご来館の際は障害者手帳等を提示してください。

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