テレビもインターネットもなかった江戸時代、人々は新しいものや珍しいものを見聞きした時、あるいは面白かったり怖かったりする出来事に出会った時、そうした「ふしぎな」体験を絵や文字に著し、版画というかたちにして広く伝えようとしました。
いまの私たちが写真や映像、また動物園で当たり前のように見知っている動物たちも、江戸時代の人々にとっては、とても珍しいものに見えました。
江戸時代の人々が描いた江戸時代の版画を中心に紹介します。動物たちのふしぎな姿かたちを楽しんでいただける企画展です。
西城舶来大象之写真 |
道化挙合 |
江戸時代 19世紀 作者不詳
久留米市教育委員会所蔵 (後期)
文政4年(1821)、オランダ船に乗って、雌雄2頭のラクダが長崎にやって来ました。しばらく出島で飼育され、多くの人が見学に訪れたといいます。また、日本では珍しいラクダの様子は、長崎の絵師たちによって描かれ、版画として広まっていきました。この作品もそうした長崎版画の一つです。
日 時 平成27年8月1日(土)
10:00~12:00(臨時参加受付)
会 場 有馬記念館2階展示室
参 加 料 100円(材料代として)
※当日、有馬記念館2階展示室の観覧には、別途入館料が必要になりますが、
土曜日のため高校生以下は無料です。
対 象 どなたでも(先着50名)
※事前申し込みは不要
問合せ先 公益財団法人有馬記念館保存会事務局
(久留米市市民文化部文化財保護課内)
TEL:0942-30-9225 FAX:0942-30-9714
開催期間 | 有馬記念館リニューアル5周年記念 企画展第①弾「江戸のふしぎな動物たち」 ・会期:平成27年6月6日(土)~8月31日(月) ・休館日:毎週火曜日(祝祭日と重なる場合は翌日) |
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開館時間 | 10:00~17:00(入館は16:30まで) |
入館料 | ・一般…200円(150円) ・小・中学生…100円(50円) ・小学生未満…無料 ・( )内の50円引きの料金は、15名以上の団体料金です。なお、小学生未満の児童や、土曜日の高校生以下の方など、無料で入場されるお客様は団体の人数には含まれませんので、ご注意ください。 ・毎週土曜日は、高校生以下の方は無料となっております。生徒手帳等、身分を証明できるものを提示してください。 ・障害者とその介助者1名は無料となります。ご来館の際は障害者手帳等を提示してください。 |